トヨタアルファード 鍵紛失 データが間違っているのにエンジンがかかる

沖縄県浦添市からトヨタアルファードの鍵製作の依頼がありました。
 
年式は平成14年式で、型式がANH10Wになります。
 
トヨタアルファードは、年式に関係なくすべてイモビライザーは標準装備になります。
 
作業の手順としては、初めにコンピュータの取り外しから行います。
コンピュータを取り外して分かったのですが、前回も鍵を失くしたことがある車種だと分かりました。
 
なぜなら、私と同じ技術を持った人が1度、データを編集していることが分かったからです。
 
その証拠にハンダの跡と痕跡がありました。
 
 
 
 
 
最近まで4Cに93c86は、レアなケースだと思っていたのに86に最近はよく当たります。
 
今日は大雨の為、外でデータ編集ができないのでお客様の自宅を借りて作業をしました。
基盤からイモビデータの入ったロムを取りだし、中のデータを編集していきます。
鍵は2本登録されているようです。
 
 
 
データ上では、鍵が2本しか登録されてないのに4本登録している事になってます。
 
トヨタディーラーのテスターだと4本登録しているように見えるのか?
 
 
 
再度、テスターで確認しようとしましたが・・。次の依頼が入っていたので確認はしてません。
 
 
 
なぜ、そんな事が起こるのでしょうか?予想してみます。
 
まず、マスターキーを製作した後にリモコンキーを登録する過程で同じIDを3回読み込む事で2本しかないデータが4本になったかもしれません。
 
 
 
鍵の本数がデータ上で間違っていてもエンジンはかかります。
 
 
 
という事は、鍵が4本登録してあっても故意に鍵の数を表すデータをFAしても、問題なくエンジンがかかるということになるのでしょうか?
 
例えば、
 
データ上では鍵が4本あるとします。テスターで本数を確認した時に、鍵が1本しか表示されないなんて事があるのでしょか???
 
ちょっと気になったので今度、時間に余裕があれば検証してみたいと思います。
今回のアルファードについては、登録本数のデータは変えてませんがエンジンはかかりました。
 
データ編集については、あまりいじると予期せぬ事態になりかねないので放置が一番安全だと思います。
 
また、前に無くしたリモコンキーを2回目以降に登録した場合は、エンジンがかかるようにしてます。
 
 
 
前の鍵でエンジンをかけたくない場合は、後からでもテスターで編集することが出来るので問題ありません。
 
因みに、今回の作業時間は1時間で完了しました。
 
 
 
沖縄県内でしたら、お客様の鍵紛失による細かなデータ設定も可能です。
 
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