トヨタ 17系クラウンロイヤルサルーン 鍵製作 イモビライザーもどき 嘉手納町
沖縄県嘉手納町水釜付近でクラウンの鍵をなくしたので鍵を作って欲しいと依頼がありました。
トヨタのクラウンロイヤルサルーン年式平成12年、型式、GH-JZS171です。17クラウンですね
16系クラウン以外はイモビライザーが標準装備だと思ってました!
お客様もイモビライザー搭載車だと思っていたので、イモビライザーの説明を省いて作業にとりかかります。
作業の手順としては、鍵を製作して車からコンピュータを取り出します。
17クラウンロイヤルサールン2.5リッターの前期は、イモビライザーは搭載されてません
コンピュータからチップを取り出す訳ですが、該当するチップが見当たりません。
コンピュータの基盤をよく見てみると、コンピュータの基盤がいつもと違います。
カプラーの数も少ないです。
もしやイモビライザーではない??
イモビライザーでなければ、製作した鍵だけでエンジンがかかります。
コンピュータを元に戻してエンジンをかけてみます。
「エンジンがかかりました」
結果的にイモビライザーではなかったのです。
今回の作業手順に間違いはなかったのですが、1つだけ大きなミスをしました。
それは、コンピュータを編集する前に「製作した鍵でエンジンがかからないこと」の確認を怠ったことです。
クラウン=イモビライザー搭載車と言う先入観が先行していたのかもしれません。
17系クラウンロイヤルサルーンでも、前期の2500ccにはイモビライザーが搭載されていません。
しかし、同じ前期でも3000ccにはイモビライザーが搭載されています。
今までのイモビライザー確認方法で、イモビライザーを判別できると思っていましたが、イモビライザーは奥が深すぎます。
また1つ勉強になりました。
17系クラウンロイヤルサルーン前期と後期を見分ける方法
前期の場合:ハンドルの真ん中付近にクラウンロゴが彫刻されている
後期の場合:ハンドルの真ん中付近にクラウンロゴが装飾されている
①前期型2500ccクラウン=イモビなし 3000cc=イモビ有
②後期型は、排気量に関係なくすべてイモビ有
・フロントグリルでの確認方法
前期のグリルと後期のグリルを見比べて見ると、前期のグリルより後期のグリルの方が網目が細かい。
同じ型式で2500ccを紹介していますが
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