平成17年式スズキスイフト リモコンキー修理 イモビライザー登録

沖縄県沖縄市古謝付近で車のエンジンがかからないと連絡がありました。
 
今回の依頼主は車屋さんからです。
 
詳しく内容を聞いてみると、
 
車屋さんなりに色々と調べた結果、エンジン関係ではなくセキュリティ関係ではないのか?と判断して鍵屋に電話したとのことでした。
 
車種はスズキスイフト平成17年式(2005年)で型式はZD11S前期型になります。
 
2代目以降からのスイフトについては、イモビライザーが標準装備(国内向け)となってます。
 
正式には、平成16年11月(2004年)以降からは全車種がイモビライザー標準装備になります。



メーター周りのセキュリティランプが変な点滅のしかたをしています。
 
このメーター周りの状況を見て確定しました。
 
原因はまぎれもなくイモビライザーです。
 
現時点で考えられる事はリモコンキーのID(チップ)不調、もしくはIDの紛失が考えられます。

原因が何かを調べるためにリモコンをばらしてみます。
 
しかし、リモコンカバーのネジ部分がネジバカとなっている為、内部が分解できません。
 
ネジバカ部分をヤスリで削ってネジ山を作り外れるようにしました。
 
地味な作業で時間はかかりましたが、何とかカバーを取り外すことができ分解する事が出来ました。
分解したリモコンの内部を調べてみるとIDがありません。
 
リモコンを落とした際にバラバラになって、IDだけが紛失したのでしょうか?
 
IDがないのでは、エンジンがかからないのも納得できます。
そこで、新たにIDを追加してスイフトのコンピューターに登録していきます。
 
考えてみれば、5年前の初イモビライザーはスイフトでした。あの当時、初めてコンピューターを外して93cをタンゴ(専用機械)で編集しました。
 
初めてだったので手が震えたのを覚えてます。
 
イモビ仲間からは、順番が逆だと言われましたが当時、バラシ作業よりもテスター作業の方ができなかったのです。
 
イモビライザーを始めて、1年後にようやくテスターが使えるようになりました。
イモビライザーの編集もCKM(専用機械)を使ってました。
 
実力もないのに高性能機械から入りました(笑)
 
あれから、タンゴのバージョンUPが出来なくて放置ですが・・。
 
スイフトのチップをタンゴで編集した時、コンピューターの場所はエンジンルームの右側にあったと記憶してます。
 
スイフトの鍵もスムーズに作成し、イモビライザー登録も無事に完了しました。
 
初めてのイモビライザー登録と比べると、早く作業が終わったので物足りない感じがしましたが。(笑)

スズキスイフトのエンジン不調か?イモビ(セキュリティ)が原因なのか?を調べる方法

今回の事例の様に故障の判断がつかない場合は、診断機などを使わずに手軽に調べられます。
 
 
 
その方法とは
 
イモビライザーが正常の場合のセキリュリィランプの光り方
 
メーターの上に車と鍵のランプが光ってますよね?
 
しかし、この点灯と点滅を利用して調べる事ができます。
 
①鍵を回し一旦ACCで止める、するとセキュリティランプが点灯
 
②そのまま、エンジンをかけてみる セキュリティランプ消灯
 
正常な反応です。イモビライザー関連の故障ではありません。
 
セキュリティ以外の原因を疑って下さい。

 
イモビライザーに異常がある場合のセキュリティランプ光り方
 
①鍵を回し、一旦ACCで止める。するとセキュリティランプが点滅
 
②そのまま、エンジンをかけてみる。セキュリティランプが点滅
 
原因はイモビライザーです。9割型、持っている鍵に原因があります。
 
今まで、イモビライザー関連で車両に原因があったのは、今までに1回しかないです。
 
それも外車でした。
 
もし、このような症状が出た場合は私にご連絡下さい。
 
現場まで出張して対応いたします。
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