タントのカギが抜けない リモコンキーの修理

今回の依頼は宜野湾市嘉数より、ダイハツタントの鍵が抜けないと依頼がありました。
 
鍵が抜けない症状としましては、鍵でエンジンをかけることは出来るのですが、エンジンをOFFにして鍵を抜こうとしても抜けないそうです。(エンジンを切ったら鍵が抜けない)
 
鍵が抜けない対処方法として、ギアをP(パーキング)に再度入れ直したり、バッテリーの線(プラス・マイナス)を一旦、外して付け直したりすると鍵が抜ける場合もあります。
 
しかし、今回はどちらにも該当しませんでした。
リモコンキー自体もグラグラしていて今にも取れそうな感じです。(上記画像参照)
 
お客さんはリモコンキーが取れないようにと、セロハンテープでぐるぐる巻きにして対処している様子でした。
 
 
 
今回はシリンダー(鍵穴)回りを外して、キーシリンダーの内筒を取り出して抜く事にしました。
無事に鍵を取り出すことが出来ました。(上記画像参照)
 
しかし、鍵とリモコンがバラバラになっています。
 
そこで、お客様にバラバラになっている鍵とリモコンを一緒に出来ることを提案してみました。
 
鍵屋:リモコンキーと鍵がバラバラだと不便ですよね?
 
お客様:そうなんですよ。
 
鍵屋:鍵のカバー(プラスチックの部分)を変えれば、 鍵とリモコンを一緒に出来ますよ!
 
お客様:お願いします!助かります!
 
折れたキーカーバーを新調して中身を入れ替えました。
 
これでリモコンキーの復活です。
 
ぐるぐる巻きの鍵からはおさらばです。
次に、合鍵を作製してエンジンがかかるかをチェックした後に、リモコンキーがIG(イグニッション)内で回るようにカットします。
リモコンキーも無事に直りました。
 
リモコンキーでイグニッションも抜き差しOKです。
 
すべての作業を無事に終了することが出来ました。
 
今回は鍵が抜けないとの問い合わせでしたが、急いでる時など、ギアをPに入れずにエンジンを切る方をよく見かけます。
 
それが原因で鍵が抜けないこともありますので、鍵屋さんに電話する前にギアがPに入っているか?
 
再度、チェックしてみると解決できるかも?しれません。
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