トヨタパッソ イモビライザーの鍵製作
沖縄県北中城村にあるライカムイオンモールの近くからの依頼でした。(病院建設中の近く)
今回のトヨタパッソは、平成26年式(7月)で型式はDHA-KGC30になります。
年式的にはイモビライザーで間違いありません。
念のためにお客様の車が、イモビライザーなのかを確認してもらいました。
トヨタパッソのイモビライザーの確認方法
パッソのイグニッションがプラスチック形だと、イモビライザー装備となります。(上記画像参照)
※イグニッション=エンジンキーを刺す鍵穴
メーター周りのセキリティランプでイモビライザーの確認ができます。
ドアにボタンが付いてますよね?(下記の画像を参考)
これもイモビライザー特有の装置です。
確認が出来た所で、さっそく鍵の製作に入ります。
まず、鍵穴から段差を見て鍵の設計図を書きます。
それを元にカギを削り、ドアに鍵を刺して回ったらOKです。
次にイモビライザーの登録を開始します。
しかし、ここで問題が発生。
・DH(IDの名前)で登録ができません。
もしかして、JDH(IDの名前)なのか?それとも4C(IDの名前)なのか?
すべて試してみましたが登録はできませんでした。
登録ができない理由がわかりません。
通常は、何回か登録をしてアンサーバックを繰り返すだけなのですが。
そのうち、登録をしようとしている鍵でアンサーバックしなくなりました。
これはマズイ。
確証はないのですが、登録を何回か失敗すると登録したい鍵が完全に登録出来なくなる可能性があります。
まだ検証はしてませんが、現に症状として出てます。
イモビライザーの登録ではよくある症状です。
とりあえず、もう一度コンピューターを初期化します。
すると、DHで登録できました。
これは、登録漏れの現象かもしれません。
この現象が起こると、現場で苦労する事はありますが、この現象にも慣れて来てるので作業自体に問題はないです。
無事に鍵が出来上がりました。
念の為に登録の有無を機械で調べて、お客様にお渡ししました。
お客様自身でエンジンをかけてもらいます。
問題なくお客様に喜んでもらったので、作業は無事に終わりました。
今回のポイント
鍵の登録作業において、通常作業で登録が出来なかった場合はコンピュータを初期化してみる。