ホンダＮボックス　インロック解錠　鍵紛失　スマートキーの作成

ホンダＮボックスの鍵を開けてくださいと、沖縄県那覇市から依頼がありました。

現場に到着して早速、車の鍵開け作業に入ります。

正確な情報は分かりませんが、Ｎシリーズからの鍵の形状が変更になってます。

４トラックからの２トラックに変更されて、鍵を開けるにも一苦労です。

Nボックスのインロック解錠できました。

要するに内鍵キーとじ込みのトラブルを解決しました。

同じ新型でも前に開けた時は５分ほどで開けたのですが、段差により難易度が全然違います。
(※４．２トラック！鍵の形状を表す鍵屋の専門用語)

ドアの鍵開けが完了したことをお客様に伝えると、鍵が車内にないので鍵も作成して欲しいと頼まれました。

鍵屋:すいません。在庫にＮボックスのリモコンがないんですよ。Ｎワンのリモコンならありますよ。２つボタンになりますがどうしますか？

お客様:２つボタンでも使用できるならお願いします。

お客様のＮボックスの特徴は、スライドドア付きの車両です。

スライドドア付きの車両の場合、３つボタンのスマートキーなります。

今あるスマートキーは、Ｎワン専用のスマートーキーなのでＮボックス専用ではありません！(上記画像参照)

しかし、同じＮシリーズなので登録できるかも？知れません。

スマートキーを登録する場合、今までのスマートキーの登録データーを初期化する必要があります。

初期化することにより、紛失したスマートキーは使えなくなりますが、スマートキーが見つかれば再登録するだけなので特に問題はないです。

イモビライザーの登録方法にも色々ありますが、通常の登録方法で登録できるか？を試してみました。

結果的には失敗しました。

そこで、登録方法を応用してみました。

応用の失敗を繰り返し、６回目で何とか成功。

しかし、決め手の登録方法は理解できないまま作業を終了しました。

お客様にスマートキーが出来上がった事を伝えると、もう１つ追加して欲しいと言われました。

数日後に３つボタンのスマートキーが届き、無事に登録完了。

お客様も喜んでました。

今回は検証に検証を重ねて、なぜ６回も登録に失敗したのか？を考えてみました。

再度、検証して考えた結果、操作手順の１部に間違いがあったことが判明。

つまり、登録方法の思い込みが６回もの失敗を生んだことに気づきました。

ホンダNシリーズスマートキー

Ｎシリーズの２つボタン、３つボタン、４つボタンのスマートキーすべてについては車種に関係なくエンジンをかける事ができました。

要するにＮシリーズのスマートキーは、ボタンの数に関係なくＮシリーズの車種に登録することが出来ます。(スマートキーの使いまわしが出来るという事になります。)