アルファード10系|鍵紛失|本部町

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沖縄県本部町より、トヨタアルファードの鍵をなくしたと問い合わせがありました。

年式は、平成15年式アルファードの10系になります。

今回の車種も特殊な車になります。イモビライザーなのでカギだけ作ってもエンジンはかかりません。

ディーラーさんでは、コンピュータを丸ごと交換しないといけませんが、カギ出張24時沖縄の場合はコンピュータを交換しなくても大丈夫なのです。

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まず、コンピュータを車両から取り出します。

イモビコンピーュター

次にハンダ等が飛び散らないように、周りをマスキングしていきます。

今日は初心に戻り、多めにマスキングしました。

通常は、マスキングもあまりしません。しかし、今回は小雨が降っていたのもあり、念入りにマスキングをしました。

チップの取り出し方法

イモビデータの入った93c66チップを取り出します。

見えにくいと思いますが、ピンセットの先端にチップを挟んでます。

かなり小さいチップに鍵のデータがあります。

取り出したデータをパソコンにつなぎデータを見てきます。

チップの中身データ!

中を覗いてみると少し変です。分かる方は分かると思いますが4Cのデータではありません。

もしかして、4Dですかね?それにしてもいつも見ているデータと少し違います。

とりあえず一旦、車両に戻して別の方法でリセットしてみます。

しかし、ダメでした。

トヨタ車の場合、平成15年式を境に4Cと4Dの分かれ目になっていて判断に迷うことがあります。

何か手違いがあったかも知れないと思い、一度基板からチップを取り出してよく見てみます。

よくよくチップを見てみると、93c66ではなく93c86だったのです。

 

4Cにも93c86が存在する

細かくチップを確認しない自分が悪いのですが、4Cは奥が深いですね。

今まで4Cに93C86がある事を知りませんでした。

という事は、86でデータを読まないとデータが違うのも納得できます。

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今回もマスターに直書きする為のIDを読み込みます。

ちなみにアルファードは、4C用のガラス管チップです。

直書き

編集したチップにデータをメインに書き込み車両に戻します。

車両にコンピュータを戻した後にエンジンをかけてみます。

しかし、エンジンがかかりません。

通常はこの手法でエンジンがかかるはずなんですが・・・。

イモビコンピューター再編集

もう一度、同じ作業をしてデータを確認してみますが、手順に問題はありません。

手順に問題がないので他に原因がないか?を考えてみると・・。

ID4Cとガラス管タイプの4C

もしかしたら、IDの不調が原因?

ガラス管のIDをやめて、通常タイプで再度同じように編集してID4Cを登録して行きます。

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ID登録後、エンジンをかけてみます。

エンジンも無事にかかり、ID4Cの登録が完了しました。

作業を振り返ってみると、今回は3度のミスを犯しました。

 

ミスを犯した原因とは

1.86データを66データで読み取り4Dのデータと間違える

2.ガラス管IDの不調

3.車内が散らかりすぎて、チップが一時的に紛失するなどのトラブル

 

ピンセットで摘まむぐらいの小さなチップ編集時などは、車内を整理整頓して作業がはかどる環境でやらないと、道具が手元にない、IDチップが見つからないなど最終的に大きなミスにつながりかねません。

今後は常に整理整頓を心がけて作業に入りたいと思います。

アルファード以外のトヨタ車の詳細(イモビライザー)については、国産車一覧のトヨタのページを参照して下さい

 

本部町での鍵トラブルや鍵の悩みについては、カギ出張24時沖縄にお任せ下さい!貴方の期待に応えます!

これまでの本部町実績:バイクの鍵製作、玄関のドアノブ交換、車の内鍵

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